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走るときはつま先から!?

 たまに走ると自分の走れなさ加減に愕然としますが、歩いたり、走ったり、跳んだりすることはスポーツの基本です。運動機能を十分に発揮していれば自然と出来そうな動作で、動けているときには気にもしないものです。しかし、いざ走れと言われてみると私のように悩み始めるわけです。ましてや、ケガなどから復帰して、身体に不安がある場合は更に大変です。また、本当に初めて走ることになる小さな子供は、出来なければ走ることが嫌いになりがちです。そんな重要なポイントでトレーナーとしてアドバイスしなければいけないとなるとプレッシャーです🤣しかし、世の中では気になることが多いんですよね。
 走り方について指導を受けるときに言われやすいのが、「つま先で走りなさい」というのが多いのではないでしょうか。今の私なら、バレリーナでもあるまいしとツッコミを入れるでしょうが、何も知らずに言われたらやりますよね。つま先は爪の先と書かれる訳で、連続的な動きの中でつま先で全体重を支えきれるハズがありません。
↓あまり意味がない絵を(笑)

走りについて細かく説明するには、歩きから説明しないといけないのでここでは詳しく書きません。ただ、大まかに言えることは、『踵から接地させにいき、結果的に足裏の面、前足部が接地し、すぐに地面を蹴る』ということです。これは脚の長さという限定された範囲で素早く連続した動きで移動する、『走る』という動作の表現である、の◯太くんのダッシュに似ていると勝手に思っていますw(脚が🌀なるやつ)走る動作を練習したことのある方であれば、スキップやバウンディングのドリルをやったハズです。大きな力を出すためには足裏を存分に使わないといけないのに、つま先立ちで走ったことはないハズです。何が言いたいかというと指示としてつま先で走りなさいはあまりオススメしないということです。つま先を意識しすぎるあまり、ふくらはぎが使われ過ぎた走りになり、ぴょんぴょん跳びはねて進まないことや、脛が痛くなるシンスプリントになったりします。つま先から接地する意識が足首の可動性を低下させ、ケガにつながり易くなります。
だからといって、踵から着けろとも言えません😅色々なフォームがあり、一概に言えませんからね。その人の走り方、身体の使い方からスムーズに動けるように指導、声かけをしないといけないと思っています。ま、いきなりフォアフットで走ろうとするのはマラソン3時間以内で走れる方以外はやめたほうがいいですね…何事も地味な動き、トレーニングを経由しなければ結果は出ないと思います。立ち方、歩き方、走り方とステップアップさせていきましょう✨
 次回は団体スポーツの役割分担についてにしようかな😃

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