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アブローラーが難しい理由

こんにちは。今回は筋力とパフォーマンスについてお話を進めていきます。そして、表題について簡潔にまとめられたらいいなぁと思います。

皆さんはアブローラーを利用したことはありますか?巷では腹筋を鍛えるツールとして認識されています。イラストのように膝をついてならできるかもしれませんが、つま先で支え、バシッと伸ばしてから戻ってくるのは至難の技です。そして、「筋力がないから無理~」と言います。※①

何か出来ないことがあると筋力がない、センスがない、やり方がわからない、などと理由をつけます。(他にもたくさんあるとは思いますが)では、アブローラーを完璧にこなすために必要な筋力とは、どこの筋力でしょうか?ハッキリ言って、腹筋はあまりいりません(笑)普通の人だと、肩周りの筋力と背筋力が不足していると思われます。伸ばしていって、ぺたっと潰れてしまう原因がコレです。潰れてからでも戻ってくるだけなら、大抵の人ができます。身体の重さに対しての押さえる筋力なので、身体のデカイ筋肉隆々の人より、細身の人の方がサラッとやってしまったりします。※②

筋力とは筋肉が発揮する力です。当たり前ですが😅筋肉が収縮、縮むことで力が出ると言われていますが、時と場合によります。上腕二頭筋が力を発揮する場面を考えてもらえると分かりやすいと思います。肘を曲げて力こぶを作る時に1番力がはいります。でも、重い物を運ぶ時にも力が入っているはずです。

ちょっと大まか過ぎますが、筋力というのはそういうものです🤣その筋力を強くするために行うことが筋力トレーニングです。単純に上腕二頭筋を鍛えるなら力こぶを出す動きを負荷をかけて繰り返します。ダンベルとかを持って。それではなぜ、重い物を運ぶことを選択しないか?答えは明白、他の箇所も使われるためです。アブローラーでも、上腕二頭筋は鍛えることができるはず、というか鍛えられてます。きっと。でも、わかりにくいんですよね。トレーナーやセラピストは「梨状筋弱いですね」「VM収縮してない」とか簡単に言いますけど、筋力が何かを把握してなければ凄く大変なことです。

話を戻して、アブローラーは何のトレーニングかを考えていきます😅腹筋などを使いますが、縮めるトレーニングと考えるよりは伸ばすトレーニングとしてのポイントが多いように思います。これは身体を伸ばしていって、戻る動作のパフォーマンスアップのためのトレーニングだと思います。そんな動きを必要とするのは大車輪からの演技?やSA◯UKEくらいしか思いつかない…やっぱり、腹筋よりも他の部分を多く使わなければいけない訳です。そりゃ、難しい。

パフォーマンスというのは身体をうまく使うことと認識されています。それがスポーツでは重要になっています。身体を使うことは筋力だけはないので、筋力が強くてもパフォーマンスが良くなるとは限りません。②のようなことは多く見られます。トラ◯クスもセ◯に笑われます🐉そして、筋力を収縮=縮めると認識していても①のように筋力のせいにしてしまいがちです。

ちょっと分かりにくいですが、簡単に説明すると赤い矢印が必要とされている筋力です。世間一般の。ただし、黄色のラインを保てなければ続けてできません。黄色のラインはイメージとしてのパフォーマンスでしょうか?細かな部分を言い出したら、終わりません。既に結構長くなってますが😵

トレーニングの中にも筋力を発揮するだけのもの、パフォーマンスが必要なものが混在しています。「スクワットだけやっとけば大丈夫」と言っているトレーナーはヤバいです。なぜかはこれを読んで頂いた方ならわかると思います。長々とお付き合いして頂いた皆様、ありがとうございます✨アブローラーは難しいんです😆

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