2022年も始まり、北京での冬季オリンピックも始まっています。見所満載で早く帰りたい病になってますw

さて、フリースタイルスキー、男子モーグルは日本人選手も注目されていましたが、絶対王者カナダのキングスベリーを抑え、スウェーデンのバルベリが金メダルを獲得しました。予選から自分の強みであるスピードを活かした滑りで攻めていた印象でした。銅メダルの堀島選手は予選でミスもあり、丁寧に滑らないといけなくなり(基本丁寧なんですが)、エアでは良さが出ましたが全体的にまとまってしまいました。決勝では逆に勝負に出なければいけなくなり、ターンが乱れてしまいました。結果論とも言えますが、最初から自分の強みをもっと出していければ今シーズン好調な流れに乗れたのではないかと思います。ま、それが上手くいかないのがオリンピックなんでしょうけど。

そして、団体での抜き打ちチェックが話題になってしまったジャンプですが、ルールはルールなんで仕方ありませんが、選手が気持ち良く出来る環境、ルールにするべきとは思います。あとから「はい、ダメ～」っていうのはあまりにも選手を下に見てるというか、リスペクトに欠けているように思います。

　アクシデントがありましたが、高梨選手はベストを尽くしたと思います。感動しました。しかし、今回は個人戦のあとのコメントが気になりました。「応援して頂いた方々のために…」良く聞く言葉です。謙虚な姿勢、感謝を表すことは大事なことですが、長年トップ選手で走り続けている彼女には勝ちにこだわること、競技を楽しむことをオリンピックで見せて欲しかったです。誰かのために強くなれる人もいますが、競技者、求道者であることに自信を持って欲しいと感じました。銅メダルで謝った前回と今回の悲しそうなインタビューが今後について、不安だと思いました。そして、団体のDSQは潰しにかかってるのかと😢

　エゴイストやセルフィッシュは利己主義、ワガママなどマイナスのイメージで捉えられますが、スポーツ選手には必要な性質だと思います。自分の強みに自信を持ってやり遂げる。何度でも諦めずに。今回のモーグル見て「エゴイストだ」と感じました。そして、やっぱり浮かぶこのシーン。ジャイアントキリングの一場面。スラムダンクでは表題だったからな。selfish.

皆さんはどう思いますか？